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週末3分でできる!愛犬と避難練習をしてみよう

週末3分でできる!愛犬と避難練習をしてみよう

災害が起きたとき、あなたは愛犬を連れて避難できますか?

防災というと、フードや水などの用品を備蓄することに意識が向きがちです。

しかし、必要な物がそろっていても、愛犬がリードを嫌がる、外に出たがらない、キャリーに入らない、抱っこができない、玄関で興奮するといった状態では、避難に時間がかかる可能性があります。

そこで取り入れたいのが、週末に行う3分間のとっても短い避難訓練です。

今回は本格的な避難訓練ではなく、「避難するときの最初の動き」を飼い主と愛犬で確認するための短い練習のやり方をご紹介します。


1.『家を出る』までの確認を一緒に

避難経路や避難所を確認していても、意外と見落としやすいのが「愛犬と家を出るまで」の練習です。

災害時には、首輪やハーネスがすぐにつけられなかったり、愛犬がいつもと違う様子に驚いて玄関へ近づかなかったりすることも考えられます。いざというときに慌てないためにも、まずは家の中でできる短い練習から始めてみましょう。

今回の訓練では、家から出て実際に避難所までの道のりを歩く、本格的な避難訓練をするわけではありません。

練習を始める前に、愛犬が普段使っている首輪やハーネス、リードを用意しましょう。

キャリーバッグや抱っこ紐などを使う場合は、実際に避難の際に使用する予定のものを用意します。

まずは、普段犬のいる部屋で首輪やハーネスを落ち着いて装着できるか確認してみましょう。災害時には大きな音や揺れによって、普段は穏やかな犬でも驚いたり、予想外の方向へ走ろうとしたりすることがあります。

落ち着いて装着ができるかだけではなく、使っている首輪が緩すぎないか、ハーネスから体が抜ける心配がないか、ほつれやひび割れなど、首輪やハーネスに破損がないか、確認も同時に行いましょう。


2.荷物を持てるか確認を

ハーネスや首輪、リードをつけることができたら、避難用品を持ち出すまでの動きも確認します。

愛犬のリードやキャリーバッグを安全に持ったまま、防災バッグを手に取れるでしょうか。実際に一度手にとって玄関まで向かってみましょう。

荷物が重すぎる、置き場所が遠い、両手がふさがってドアを開けにくいと気づくこともあるでしょう。実際に全て手に持って動いてみることで、用意しただけでは分からなかった避難時の困りごとが見えてきます。

玄関から安全に出られる状態まで確認できたら、その日の練習は終了です。

長く続けることよりも、愛犬が強い不安を感じない範囲で繰り返し、避難の流れに少しずつ慣れてもらいましょう。


4.「同行避難」と「同じ部屋で過ごせること」は別

環境省は、災害時には飼い主自身と家族の安全を確保したうえで、ペットとの同行避難に備えるよう案内しています。

一方、同行避難とは、ペットと一緒に安全な場所まで避難することを指します。避難所の居住スペースで、飼い主とペットが一緒に過ごせるという意味ではありません。

受け入れ方法は自治体や避難所によって異なります。屋外や別室での飼育になる場合もあるため、地域の避難所がペットをどのように受け入れているか、今回の避難訓練の際に確認してみてもいいでしょう。

災害によって、避難所の指定場所が違う可能性があります。

どんな災害の時にどこに避難をすればいいのか家族でも話をしてみてくださいね。

3分の練習が、いざというときの迷いを減らす

避難訓練は、一度できれば終わりというものではありません。首輪やハーネスのサイズ、愛犬の体重、必要な薬、避難先のルールは少しずつ変わります。

週末の3分で、リードをつけて玄関まで移動する。別の週には、キャリーへ入る練習をする。その次は、防災用品の置き場所を確かめる。このように内容を分ければ、愛犬にも飼い主にも負担の少ない習慣になります。

完璧に避難する練習ではなく、慌てずに最初の一歩を踏み出すための確認です。今週末、愛犬が無理なくできるところから始めてみてはいかがでしょうか。